アンチエイジングとは

アンチエイジングとは

なぜ「いつまでも若々しい人」と「老け込んだ人」の差が出るのでしょうか?
身体の衰えを限りなく小さくする、アンチエイジングという言葉を最近よく耳にします。
いつまでも若々しく美しくいるために、ライフスタイルを見直す意識が高まっている証拠ではないでしょうか。
アンチエイジングと言うとシミやシワなどの肌のトラブルを消し、見た目の若々しさを取り戻すためのものと言うイメージが先行していますが、認知症や骨粗鬆症、更年期障害などの老年病の予防と言う意味合いも含まれています。
アンチエイジング(Anti-Aging)とは老化(エイジング)に抵抗(アンチ)することを意味し、抗老化医学とも呼ばれています。
究極の予防医学とされ現在世界中で熱心に研究されています。

老化と加齢の違い

「加齢」と「老化」は違います。「加齢」とは、人や動物が生まれてから死ぬまでの時間経過、「老化」とは、加齢に伴い、筋力や肺活量、病気に対する抵抗力などの生体機能が低下すること。
「加齢」は年齢を重ねるため進行を止めることはできませんが「老化」は生活環境や食生活などが影響するため、生活環境などを整えることによって進行を遅らせることができます。
健康で天寿を全うするよりその前に病気で死んでしまう人が多いのが現状です。
健康で美しく元気でいるためにアンチエイジングが大切なのです。

老化の原因

加齢、糖化、酸化は老化を進める3大原因!
年齢を重ねることで代謝が低下したり、ホルモン分泌が減少して老化します。
そこに酸化と糖化が加わると、老化がさらに加速してしまいます。

■活性酸素とは

老化原因の一つである活性酸素。

私たちのカラダは、呼吸しても普通に生活するだけでも、活性酸素を発生させます。

呼吸するたびに一部の酸素が活性酸素になってしまいます。
日常生活では車の排気ガス・タバコ・バランスの悪い食事・ストレス・アルコールの摂りすぎなどからも、活性酸素は発生します。
カラダに良いとされる運動も、やりすぎると大量の活性酸素を発生させるため注意が必要です。

今こうしている間にも、活性酸素は、カラダのあらゆる部分を酸化させる原因物質。
肌のシワや、悪玉コレステロールの増加も、この活性酸素がひとつの原因です。

40代になって、急に年齢を実感する方は多いようです。
理由は、30代までは日々カラダの中で生まれる活性酸素を自然に取り除く“抗酸化酵素”のパワーが、40代になると急激に減少してしまうからです。 抗酸化酵素が減少してしまうと、除去しきれなかった活性酸素が毎日溜まっていき、カラダが酸化し老化のスピードが加速してしまうのです。

■糖化とは?

「糖化」は「酸化」よりも肌や身体を老化させます。

「糖化」とは、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことです。

例えば、ホットケーキを焼く場面をイメージしてみてください。
最初クリーム色で柔らかかった生地が、だんだんと茶色く固くなってきます。
これをメイラード反応と言い、茶色くなるのは小麦や卵のたんぱく質が砂糖と結びつき「糖化」されたからです。
このたんぱく質が糖化された物質が「AGE」で、老化物質の正体だと言われています。
メイラード反応が体内でおこると老化物質が発生します。
体温による熱と身体を構成するたんぱく質、血糖値に含まれる糖によって茶色く固いAGEになってしまうのです。
とくに血糖値が高いと余分な糖がたんぱく質に結びつきやすくなってしまい、糖化が進むと肌のシミ、シワ、たるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響があり、糖尿病や白内障などの目の病気、脳老化によるアルツハイマー、血管の病気の動脈硬化、骨量減少や骨粗鬆症やアルツハイマー、がんへの影響もあると言われています。

原因
*糖分の過剰摂取
*炭水化物の摂り過ぎ
*肥満
*運動不足

食生活を見直すことで、美肌にも健康にもなれます。そして、アンチエイジングにつながっていくのです。

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